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若者達を対象に、『やりがいのある職種は何か』と聞いてみた。政治家、IT、弁護士、スポーツ選手等いろいろな答えが返ってきた。 その中である高校生の言葉が気になり、思わず考え込んでしまった。その高校生は祖
"どの業界に於いてもコミュニケーション能力は必要とされる。対同僚、対上司、対顧客等、柔軟にコミュニケーションをとれる能力を必要とされ、さらには指導力、協調性等、総じて言えば『人間力』を必要とされる。業界
どの業界に於いてもコミュニケーション能力は必要とされる。対同僚、対上司、対顧客等、柔軟にコミュニケーションをとれる能力を必要とされ、さらには指導力、協調性等、総じて言えば『人間力』を必要とされる。業界
私は以前、同僚と上手く接することが出来ず悩んだ時期があった。自分自身では常識や正論を元に行動していたつもりだったが、同僚にとってはそういう私の言動にもずれている部分があると指摘され、納得がいかず対立し
介護士をしている友人と話していた時、普段は前向きで明るい彼が珍しく愚痴をこぼしていた。 曰く、人材がなかなか育たないという。高齢化による人手不足を打開するため、未経験の人でも積極的に受け入れ、見学会や
"少子高齢化が叫ばれるようになり、十数年が経過したでしょうか。出生率は低いままで推移し、根本的な解決策が見出されることなく高齢者の数だけが増えていきます。医療費や年金などは破綻寸前にまで追い込まれ、もは
若者達を対象に、『やりがいのある職種は何か』と聞いてみた。政治家、IT、弁護士、スポーツ選手等いろいろな答えが返ってきた。 その中である高校生の言葉が気になり、思わず考え込んでしまった。その高校生は祖母の世話をしていた経験を機に、将来は介護職に進みたいと考えていた。しかしいろいろと調べているうちに躊躇ってしまったという。介護業界が現在抱えている諸問題を知るうちに決意が揺らいでしまい、やりがいが見出せなくなったと語っていた。 重労働でありながら賃金が良いとはいえず、身体を壊してしまうこともある。利用者やその家族、介護士同士の間でも人間関係が上手くいかず悩む人も多い。頑張りが評価されることも少ないし、昇給もあまり期待できない。休暇も思うように取ることができない。これらの点から、介護職に踏み切ることを躊躇うのも無理なことでは無いともいえる。 この高校生の意見をきっかけに、実際に介護士として従事している人達を対象に、どんな時にやりがいを感じることができるかと聞いてみた。有難うと言われた時にやりがいを感じる、お年寄りに感謝される度にやっていてよかったと感じる、人の役に立っていると実感できる、利用者と信頼関係が築けた、といった意見が多かった。 彼らの意見を聞いているうちに感じたのは、待遇面よりもむしろ信頼、感謝、笑顔といった、無形なもの、精神的なものを糧として職務にあたっているということだった。崇高な志さえ感じとることができた。 やりがいのある職種は何か、と問われれば、『自分が誇りを持てるならば職業は何でもよい』という人も多くいる。これから益々高齢化が進み人手が必要となる介護業界、少しでも若者や未経験者でもやりがいを見出せる環境になってほしいと感じた。
"つい先日のこと。気丈で頑固な祖父が心臓の不整脈で倒れ、集中治療室へ。危篤状態となり、家族親戚一同病院へ駆けつけた。90歳を過ぎ、1年前年まで車の運転をし自由気ままに暮らしていた祖父だったが、やはり年齢には勝てない。今はペースメーカー埋め込み手術を行い回復した。今頃は庭の草花を眺め、水やりをし、趣味に興じていることだろう。 不整脈と共に脳梗塞、肺炎を併発し、一時は個室にて付き添いが必要な状態だった。母や叔母と共に、1日体験ではないが夜通し介護を行った。少し歩けるようにはなっていたが、夜中何度も起きる。その都度、こちらも起き介助しなければならない。介護を行うとは、思った以上に大変なものだった。先ずは何よりも体力的なところで負担がかかる。しかし目を離す訳にもいかない。責任も出てくる。そうすると、自由が利かなくなるという精神的負担もかかってくる。これが毎日続くなら自分の生活はあってないようなもの。 しかし、そんな過酷な夜通し介護の中で新しく不思議な感覚を味わった。感謝をされるとそれだけできつさが軽減されるという、普段は感じることのできない感覚だった。人は誰かに喜んでもらうことで元気になれる。しかも大切な祖父という掛けがえのない家族だったからこそ尚更だった。些細なことだが自分もお役に立つことができたという、充足感に満たされた。これぞ介護のやりがいだと、新鮮な感情を抱くことができた。 介護とは大変だという思い込みは、不思議な感情とともに少々様相を変えた。家族であるからこそもちろん無償である。仕事の場合はそうはいかないのだろうが、このやりがいがあるからこそ、人は支え合っていけるのかもしれない。お世話になったからこそお世話をする、思いやりの心を抱きながら、人と人と心を通わせながら、皆が後悔のない人生を送るためにもやりがいのある介護ができる心豊かな社会であって欲しい。
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